トップページ ニュースリリース一覧 医療向け 3D プリンター新製品「J5 Digital Anatomy」(ストラタシス社製)の取り扱いを開始 ~視覚的・機能的解剖モデルを造形できる 3D プリンター~

ニュースリリース

医療向け 3D プリンター新製品「J5 Digital Anatomy」(ストラタシス社製)の取り扱いを開始 ~視覚的・機能的解剖モデルを造形できる 3D プリンター~

2024/07/29

アルテック株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役社長:池谷 壽繁 (いけや とししげ)、東証スタンダード: 証券番号9972))は、 3D プリンター業界最大手の Stratasys Ltd. (Nasdaq: SSTS)社の医療向け PolyJet方式 3D プリンター「J5 Digital Anatomy」の取り扱いを開始いたします。

* 『Wohlers Report 2022』

視覚的・機能的解剖モデルを造形できる 3D プリンター

「J5 Digital Anatomy」は独自の材料とソフトウェアにより、生体力学的正確さと機能性を持つ解剖モデルを造形できるコンパクトな高性能 3D プリンターです。この多色・多材料プラットフォームは、実際の臓器の外見だけでなく、質感や触覚フィードバックも再現します。ソフトウェアには、300 以上の解剖学プリセットが設定されており、疾患状態や生理学的要因を模倣することができます。外科計画や訓練、医療機器の革新を目指す医療施設に最適で、動物実験等の使用を減らし、コストと環境負荷を低減します。

J5 Digital Anatomy

商品ページはこちら

 

視覚的・機能的解剖モデルを 3D プリント

J5 Digital Anatomy は UV 硬化性アクリルレジンを使用するインクジェット方式のマルチマテリアル 3D プリンターです。シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック・ホワイト・クリアなどを混ぜ合わせて視覚的にリアルな臓器モデルを造形したり、硬質・軟質材料を混ぜ合わせて肉や脂肪、骨、皮膚などの機能的にリアルなモデルを造形できます。

 

術前計画およびトレーニング

患者固有の臓器モデルを 3D プリントすることで、より良い手術計画とトレーニングを行うことができます。これによる手術時間の短縮は患者に対するリスクを最小限に抑えることができ、また手術の質を向上させることができます。

 

研究および教育

実際の症例で見られた解剖学的構造を 3D プリント技術で複製し、生体力学的標本をつくることで、稀少な病態においても高い再現性と正確性のある研究を可能にします。また、動物実験等を減らし、倫理的配慮の向上や管理コストの削減を実現します。さらには、多様な事例の学習が可能となり、効率的な人材育成に寄与します。

 

医療機器の V&V(検証と確認)

医療デバイスの開発に必要な検証を 3D プリントしたモデルを用いて行うことができます。開発期間の短縮や低コスト化だけではなく、試験の多様化やそれに伴う製品開発体制の強化や商品力の向上を図ることが可能です。もちろん、通常の 3D プリンター用途として、筺体試作なども行えます。

 

「J5 Digital Anatomy」詳細スペック

商談のご案内

当社では、お客様へのご訪問、お客様による当社ショールームへのご来社、もしくはオンラインによる商談を実施いたしております。当社ショールームには Stratasys 社製 3Dプリンターをはじめとする各種 3Dプリンターの実機やサンプルを展示しておりますので、併せてのご見学も可能です。ご興味がございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

アルテック株式会社 東京テクニカルセンター
住所 :東京都江東区東陽7丁目5番8号 東陽町MLプラザビル1階
TEL  :03-5542-6756

本件に関するお問い合わせ

アルテック株式会社
所在地 : 東京都中央区入船2丁目1番1号 住友入船ビル2階
担当 : デジタルプリンタ営業部 3Dプリンタ営業課
TEL  : 03-5542-6756
FAX  : 03-5542-6766
E-mail : sales@3d-printer.jp